その日は突然やってきました。

 

2/27(火)夜、社長が「寒い寒い」とブルブル体を震わせながら帰宅してきました。

なんとなく嫌な予感がしたので、朝の蒸しや仕込は来なくていいからとその日から家庭内別居を始めました。

翌朝、私は普通に仕事へ行き、途中様子を見に行き熱をはかってみると39.6℃!

これはあの流行り病に違いない!と思い、かかりつけ薬局さんへ行き市販薬と検査キットを購入。

 

 

検査すると、やはり新型コロナウイルス陽性でした。

 

主に出勤しているコンビニエンスでも流行っていないし、ましてや酒造場でも流行っていないし、たった2日連続で旧市内へ配達と用事を足しに行った先でもらってきてしまったようです。

 

とにかく、仕込まったっだ中ですので、私がもらっても酒造場がパンデミックになっても困るということで、感染対策をしっかり行い仕込みを続けていましたが、社員1名から「39℃の発熱があるのでしばらく療養します」と3/1(金)夜に連絡が入り、欠員2名で作業していかないとなぁなんて思いながら、翌3/2(土)は社員2名と瓶詰めしながら出麹をしていました。

久しぶりにしっかりマスク着用して出麹していたので、酸欠になったようで午後の瓶詰めが頭痛や気持ち悪さでヘロヘロになりながらなんとか瓶詰めを終え、帰宅。

もしやと思い熱をはかってみると37℃台。

社員2名に託して、私も自宅療養することにしました。

 

社長は39℃が4日ほどキープ状態と咽頭痛

社員は39℃の熱は一度だけで微熱状態と咽頭痛

私は高くても38℃でほとんど37℃台と多少喉が痛い程度、嘔吐と下痢、赤い発疹

と、三者三様でした。

 

皆、療養期間を経て出勤できるまで回復しましたが、私は体中この謎の発疹で痒みと闘いながら作業をしております。

残った2名の社員たち、聞けば二人とも熱はなかったものの喉の違和感はあったようで、そんな状態でも2人で本当によく頑張って仕込や麹づくりをしてくれたと思います。

ありがとうございました。

 

思いがけず流行病に罹患したわけですが、この病は免疫系を攻撃するウイルスなんだなぁと改めて思いましたね。

免疫をつかさどる消化器系を攻撃したり、リンパの流れの部分に謎の発疹が現れたり、だからワクチンは遺伝子系のワクチンだったのだなぁと、身をもって体験することができましたよ。

 

それと、やはりそろそろ引退だなぁと切実に感じました。

役員二人揃って会社に迷惑をかけるようになっては、社員達がただただ疲弊しきってしまうだけですからね。

 

先日ニュースにもなりましたが、全国展開をされてるシャトレーゼさんが県内酒蔵を完全子会社化されました。

考え方にもよりますが、私個人的にはとても良いことだと思います。

全国展開だとお酒の量が足りなくなり、当然設備投資になり、社員の皆さんが最新設備により働きやすい職場にもなりますし、若手社員を回してもくれると思いますしね。会社の規模が大きくなれば、社員さんのご家族も安心だと思いますし。

斜陽産業の酒蔵、あまり良いイメージありませんが、異業種から酒造業に参入される企業さんが増えてきてくれたおかげで、マイナスイメージから脱却できているように思います。

 

大企業からみてこの酒蔵に未来があると感じてもらえるような酒蔵じゃないとダメですけれどね。

うちはどうなのかなぁ〜

 


毎日毎日暑いですねぇ〜


目の前の国道19号のアスファルト、温度測ってみると61℃、井水流している歩道は34℃。
こんなにも違うとは!!



この暑さの中、社員のみんなは大汗かきながら床や道具の塗装をしたり、壜洗ったり。

土用の丑の日は30日の日曜日なので、今日のお昼は一足お先に、『うな重』を奢らせていただきましたよ〜

お得意さんの隣の赤ちょうちん やきとりおかめさんにお願いして、お昼前に焼き上げてもらいました。

一人の社員が「うなぎ食べてもっと働けって!(笑)」なんて言われちゃいましたが(汗)、

いえいえ、この暑さの中働いてもらっているので感謝のお気持ちです(笑)

普段は、おしゃべりしながら食べていますが、今日は静か〜に食べていましたね!(大笑)

そしてただいま信州新町は長野県内第2位の気温です(泣)



甑倒しまであと3日というところの今朝、くしゃみをしたら、Hexenschuss(ヘクセンシュス)!


出社したものの、そのまま洗米は社員と社長に任せて隣の鍼灸医院へ...

鍼にお灸に電気に手技してもらい、圧迫ベルト装着し、本日はお店番しております(汗)


先週の日曜日に放送されたNHKご長寿番組「小さな旅」。

事前に、いろんな方々から「反響すごいよ〜」なんて言われていたのですが、ま〜ったく反響のはの字もなく普段通りでした(笑)

社員3名と社長と私の5名ですべてを行っている造り酒屋ですので、仕込み中に取材が入るということはものすごく時間がタイトになってしまうので、酒造りを復活させてからはほとんどお断りしてきた経緯があります。

今回は、「信州新町」を取り上げて下さるということで、観光協会理事もしていますので、そういうことであればと取材を受けました。


僅か9分?ほどの放送でしたが、どのくらいの期間取材されていたのかもう忘れてしまいましたが(笑)、麹づくりがあったり搾りがあったり、仕込みがあったりする中で、証明や音声の段取りがあるので通常よりはかなり早い時間だったり、遅い時間だったりで、大変でした。改めて、メディアに出ている酒蔵さんは「すごいな!」という一言に尽きますね。


4Kカメラでの撮影でしたので、デジタル保存ですので撮ったその場で映像チェックできるんですよね、現代は。
麹室で、種切している様子や搾っている様子なんかは、本当にとてもとてもきれいな映像でしたね。


そんなこんながありまして、疲れが一気に出てしまったのか、魔女の一撃をくらい、ギックリ腰で動けなくなってしまいました(泣)


そうそう!炭焼き職人の関口さんは、酒造りを復活させて頃の酒米農家さんでした!
その当時は標高が高すぎて、酒米が作り辛かったんですよね。

で、お弟子さんの浅野さんは、炭を利用して「炭盆」を作って販売しています。
見た目も涼やかで癒されますよ〜



興味を持たれた方はこちらからどうぞ→ 炭盆(すみぼん) (sumibon.com)




新年明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

明日からお仕事という方も多いのでしょうか?
私はといいますと、クリスマスも大晦日も元旦もまったく関係なく、仕事でした(汗)
まぁ、麹づくりがないので、酒母と醪の管理ですので、ゆっくりめの始業ですけれどね。


弊社の優し〜い女性社員が年末に、うちの分と独身社員2名分の「おせち」をお重に詰めて差し入れてくれたので、社長のコンビニ連勤が終わった元旦の夜に、ありがた〜く美味しくいただきました。

2023年の干支は「癸卯(みずのと・う)」なんだそうです。
けど、この漢字書けないし読めないし...(泣)

干支は古来、未来を探るための手段として使われてきました。
中国の古い思想である「陰陽五行思想」を礎にした60年周期で循環する暦で、それぞれに意味があります。
「癸卯」は、「寒気が緩み、萌芽を促す年」なんですって。
丸3年もの間コロナ禍が続き、停滞し続けていた世の中に、そろそろ希望が芽吹く春がやってきそうな感じじゃないですかぁ〜!

ただし、今まで培ってきた自身の力が試される年であることも示唆しているそうなので、最期まで諦めずに希望を持ち続けながら、でも無理をしすぎないことが道を開く鍵になるそうですよ。

世の中って自然の中で循環していますよね。
昼と夜が繰り返され、雄と雌で子孫を残し、水を飲み、火で暖をとり、樹木で雨風をしのぎ、斧で獲物を獲り、土を耕し作物を育てる。そんな繰り返しの日々の中でも予期せぬ災いは起こり、突然の死が訪れる。
古代の人たちは、それらを前もって知る方法はないかと、日の巡り、月の満ち欠け、季節の変化、星の瞬きに何かヒントはないかと必死に考えたのでしょう。
人は生まれた瞬間から死を知り、自分が生きることの意味を探してきました。
そして天意を知ることこそが人の道であると考え生まれたのが「陰陽五行思想」であり、風水であり、干支です。
これからは世の中の森羅万象を解き明かし、人知を超えた天意を探るための学問であり自然哲学でもあり、人の営みを豊かにすることを目的としています。

時には、季節の巡りや星の瞬き、月の満ち欠け、咲く花、旬の食材など暮らしの中で意識してみる。
そんなゆとりがきっと幸せを運んできてくれるのではないでしょうか。

「十九」は今年も、そんな意識の気づきを日本酒をとおしてお手伝いができたら嬉しいです。


 


今日も朝から雨でまたお墓参りに行きそびれてしまった...

お彼岸中に行かれるのだろうか?(汗)
まぁ、歩いて5分だからなんとかなるだろう。雨が止んだら行ってこようっと。


今日は社員はY君だけが出社なので、事務所のパソコン数台独り占め。
1台で観光協会の仕事、1台で会社の仕事、1台で音楽かけて、はかどることはかどること(笑)
3台駆使すると、仕事って進むのねぇ〜


で、お待たせいたしました!ようやっと、来週にはNew Releaseできるかな?(汗)
したいなぁ〜


お楽しみにぃ〜♪


秋のお酒のリリースはないよ〜とこちらでもUPしているのですが、なぜか数件の酒販店さんから「秋のお酒出ないの〜?」と電話がかかってくる今日この頃...(汗)



お話すると「あ〜秋のお酒出ないのはわかってるんだけど十九はなにかでないの?とお客さんから聞かれるだけど」と。


何かリリースするつもりではいます。

まだ考え中ですが(汗)

秋の夜長、気なが〜にお待ちいただけると嬉しいです!



とblogにupしたのが先週木曜日。
さすがに1週間は「気なが〜に」の長さじゃないでしょう〜(笑)


考えていないというわけではなくて、ちゃんと考えていますからね!!
でも、「考えてる」だけじゃないんですよ。経理仕事や、観光協会の仕事とか、蔵の片づけとか、コンビニの給与計算だとか、家事もありますし、いろ〜んなことしながら空いた時間に「考える」わけなんで、時間をくださいませ(笑)
天才肌ではないので、そうそう簡単にアイディアが浮かんでくるわけでもありませんのでね。


お客様がなかなか元には戻らない飲食店さん、季節物のお酒が春から夏までまだまだ残りなかなか新たに注文ができない酒販店さん、それぞれ皆様にご迷惑がかからないようなものをリリースしたいのでね。


「そんな気なが〜に考えていたら忘れられちゃうよ!」なんていうお声もいただきますが、
忘れられちゃうならそれはそれで仕方がないですし、そのままフェードアウトしちゃってもいいかなぁなんて考える年齢ですしね。


あわてない、あわてない。

一休み、一休み。





県内の酒蔵さんでも、お酒造りを始めたところもでてきました。


昨年製造量を減らしているところも多かったようで、早めの稼働+製造量を大幅増石という酒蔵さんも多いとか。
そんなことを耳にするたび、「すごいなぁ〜」と(汗)。


弊社は先日のBlogにupしたとおり、「秋のお酒」としてのリリースは白紙というより発売はありません。


国内市場の飲食店さんも、本当に苦戦とうか、昨年のように短時間・休業しても協力金もありませんし、営業していてもお客様は入らず、何をしたらよいのかどうしたらよいのか状態。
そうなると、飲食店さんへ卸していた酒販店さんも、どうにもならない状態で、一般消費者の方へ販売シフトしようにも、相次ぐ値上げ値上げで、お財布の紐が緩むということも期待できず、ただただ冷蔵庫や店内空調・照明などの電気代がかかっていくだけという負のスパイラルといいましょうか…


国外へ目を向けても、アメリカやヨーロッパはwithコロナどころか、もうコロナで重症化しようが亡くなろうが特に気にしないというか自然の摂理として以前の経済活動に戻っているのですが、アジア圏だけ特に中国と日本がひどい状況に見えてしまいます。


この先のことはよくわからないものの、個人的にはまだまだ日本は「コロナ」という言葉を使われて上手に国に誘導され続けていくのではないのかなぁと思うんですよね。


物価上昇はウクライナ侵攻が原因、最低時給は上がるけれど、20時間以上働いている人は社会保険加入が必須、扶養から外れると配偶者手当等なくなり手取りが減るからと20時間未満で働く人が増え結局世帯収入は減り物価上昇は続くのでさらにお財布の紐はかた〜く締められ、コロナの扱いは見直さずなんだかんだ言って医療関係や無料PCR検査場などを経営する事業者の懐が潤うようになっているんじゃないのかなぁと思います。現場で働く医療従事者の皆さんは大変ですが、経営者は…どうなんでしょうかねぇ。


監督官庁はあの厚生労働省です。年金問題もその後どうなったのかもわからないし、今までだって多くの国民が苦しめられてきた薬害を、見過ごしてきた省庁です。それに、天下り率は高いんじゃないでしょうかねぇ。
個人的に、どうしてもなかなか信用できないんですよねぇ、あの省庁はとくに(汗)



話が逸れてしまいました。
「秋のお酒」というカテゴリーでは、今季は発売はありません。
来週くらいには、早造りされているところから新酒が発売になります。そうなると、酒販店さんの売り場に新酒が並び始めると、やはり「新酒」の方が手が出やすくなり、「ひやおろし」「秋酒」が残っていってしまうことが多いのがこの時期なんです。
新酒が本格的にリリースされる頃に、「ひやおろし」「秋酒」がまだ売り場を占めていると、なかなか新酒を注文しにくくなります。なので、コロナ禍3シーズン中の今秋は、飲食店さん酒販店さんが販売しやすいものにしてあげないと、酒蔵の一方的な想いだけでは申し訳ありませんからね。


ということで、何かリリースするつもりではいます。
まだ考え中ですが(汗)
秋の夜長、気なが〜にお待ちいただけると嬉しいです!









コロナ禍の第7波、沈没しそうなほどの大きな波をくらっております(泣)


飲食店さんへ食べに行かない→酒販店さんのお酒が売れない→酒蔵への注文がない
これは第6波までのパターン。

このパターンに、
暑すぎる→物価上昇→これから先も物価があがるかも?→財布の紐を締める
が加わり、ピタリとお酒の動きが止まりました(汗)

「秋」に飲んでもらいたいお酒が眠っているのですが、季節感出して出荷しても...
まぁ、日本酒はもともと熟成させてから出荷という歴史がありますから、起こさず眠らせておくことにしようかな。
「眠れる森の美女」のように、素敵な誰かが現れて起こしてくれるのを待つことにしまーす!(笑)



アッという間に一週間が過ぎました。

3年ぶりに開催された『第70回ろうかく湖とうろう流しと花火大会』とお盆...


3年ぶりに花火大会が開催されるということで、帰省客も多く、同日に開催されていた諏訪湖の花火大会は分散開催ということもあり、多くのお客様が信州新町にお越しになるであろうという予測に基づき、コンビニの方の発注と売り場づくりに忙しく、合間合間をみつけて、尾澤家のお盆準備に新盆になる実家のお盆準備と、忙しいを通り越し、何かに憑りつかれたように仕事していて、迎え火焚いてお迎えしたご先祖の皆様には1日1食、しかも粗末なものしかお供えできず、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

それでも、なんとかお天気にも恵まれ無事花火大会を終えて、コンビニの方も3年前の売上くらいにはなったかなぁという成績でした。これも、ご先祖さまのお力によるものでしょう!



で、翌日の今日は、昨日の片づけにお盆でお休み中のパートさんに代わり発注業務と、昨日の花火大会で売掛をお支払いきた方の対応、合間をみて自宅へ戻り盆棚の片づけに送り火焚いてお墓へ行き灯篭を下げて帰り、昨日今日の帳簿付け、コンビニの給与〆なので給与計算などなど、仕事仕事で、ご馳走もお供えできないままご先祖の皆さまにはお帰り頂きました。

で、目下残業中なのですが、義姉から「パソコンに麦茶こぼしちゃって、電源入れてもつかないんだけど、どうすればいいの?」とか
兄から「カンバ焚くけど、盆棚に備えてある団子はどうするんだ?」とか、あっちからもこっちからも頼られる始末...

「忙しい」という言葉どおり、心を亡くしそうだったので、BTSの曲をかけながらblog記事を書いております(笑)

まぁ、頼られるうちが華ですのでねぇ(汗)。

あっ、そうそう!限定バッグセットは残り2つとなりました!
花火大会は終わりましたが、9月末頃までは販売継続していますので、この機会にぜひ!





今日も今日とて定時で社員達があがったあと一人残業しております。


ちょっと仕事も飽きたので、Blog記事を書きながらしばし休憩。

新型コロナウイルス感染拡大も爆発的になりましたねぇ。
東京都ではつい先日2万人だったのがアッという間に4万人超え...(汗)
長野県も医療特別警報が発令され、感染警戒レベル5に引き上げられました。
とはいえ、経済を回すことに重きをおき、特に国も県も「注意してね!」だけですので、夏休みに入り、お盆も目前に控え、これからますます人の流れはうまれますので、観光業はうなぎのぼりになること間違いなしでしょう。
しか〜し、企業は「飲みにいくのもなるべく自粛してね」と御触書が出たとかで、飲食店さんも先日の3連休以降客足激減に。
緊急事態宣言やまん延防止等は発令しないので、第6波までのように、支援金等も特になく、果たしてこれで経済をまわすことになっているのかどうか??

結局またしても、日本酒の動きはパタリと止まりまして、さてどうしましょうか??という感じです。

先日も、日本酒を仕込む際に水をろ過するフィルターが30%値上げになると連絡が入り、売れ行き下降傾向なのにありとあらゆるものが値上げになり、値上げするにしても値上げの山のピークはまだまだ1合目くらいのようでしてねぇ。

故 阿藤快さんじゃないですが、「なんだかなぁ〜」な気分です。

さて、仕事に戻りま〜す



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