気づけばもう10月。
県内でもあちらこちらで、「お酒が足りないから早めに仕込んでる」なんていう声が今年は多く聞こえてきます。
新酒がでる前にお酒が無くなるほど売れに売れまくっている酒蔵が今年は特に多い気がしますね。

えっつ?「おたくもそうなんじゃないの?」って??
いえいえ、うちはまだまだ冷蔵庫の中にお酒が山とありますのでこれをある程度まで減らさないと、新酒ができても貯蔵しておく場所がありませんから〜(笑)。
どうにかせねば・・・(汗)

発売中の『poco a poco 19』ですが、先日のお酒の会で多くの方々から「どうしてブレーメン?poco a pocoって?」と質問攻めにあってきました(笑)

あくまでも私個人の感覚ですのであしからず・・・。

年老いて働けなくなったロバが、ご主人にご飯をもらえなくなり、「ブレーメンの町で音楽隊に入ろう」と決意して旅に出て、途中で似たような境遇の犬や猫、殺されて食べられそうになるニワトリに出会い、みんなでブレーメンに向かう。
そして、途中の家の中にごちそうがあり、しかし泥棒たちがいたので、動物たちはみんなで協力してドロボウを驚かせ、追い出すことに成功。そのままブレーメンには行かず、その家で幸せに暮らしたそうなというお話。

『人生もう終わりか』と行き詰った時に、大きな決断をして(というか他に選択肢もないので)、新しい仲間を見つけ皆で協力し、結局当初の目的地には辿り着かなかったものの、そのおかげで別の良い結果が生まれた・・・。

『ブレーメンの音楽隊』の物語って、大人になって読み返すとズバリ『第二の人生』の物語のような気がするんですよね。

今の状況にすがりつかなくても、死んだつもりでこれまでの居場所や考えを捨てることで、まったく予期せぬ新しい道が開けるみたいな。

ブレーメンの音楽隊の動物たちのセレンディピティが、「十九」・「尾澤酒造場」の歩みというのかなんというのか、重なったといいますか・・・。

「それはわかったけど、なんでブレーメンじゃなくてpoco a pocoなの?」

『poco a poco』っていうのは、音楽用語で『ゆっくりゆっくり』の意。
急いで結果をださずとも、ゆっくりゆっくり課程を楽しみながら歩んでいけたらいいなと・・・。
『十九』の過去12年間をご存じない方にはそれでも「?」で腑に落ちないかもしれませんが、この記事で、「ストン」と腑に落ちた方は、12年間の歩みをよ〜く知っている方ですねぇ〜ニヤリ(笑)

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