本日19日から、新型コロナウイルスの感染拡大で自粛を呼びかけていた都道府県をまたぐ移動が全国で解禁され、経済活動再開のステップが次の段階へ進むことになりました。

3密回避をはじめとした感染防止策を徹底しながら、コロナウイルスと共存しながら新しい生活様式にしていく...。

とはいえ、昔々医学が発達していないころにこんな風に流行り病が流行していた時、当時の人々はどうしていたのでしょうか?


過去に日本では流行り病に繰り返し襲われてきました。

今でもこれだけ恐れられているのですから、医学が発達していなかったその当時は、正体が分からず、治療も見つからず、どれだけ恐ろしいものだったか。目に見えないなにかが原因だと信じて、もののけ怨霊や鬼の仕業として神仏に祈りを捧げてきたのでしょうね。

そう思ったら、なにか、御札があるんじゃないのかと思って、菩提寺の玉泉寺さんへ伺い、聞いてみたところ、「ありますよ!」と(大汗)。

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ジャーン!!「午頭天王(ごずてんのう)」の御札です。

来月7日より、二十四節気「小暑」となります。

小暑・大暑さの二暑さは、暦の上では晩夏となり、夏の終わりにその熱気・火気がつのり高温現象として現れることを示しているそうです。豪雨や酷暑など、何かと不安定な小暑の時節ですが、この時期にはじまる有名な行事がありますよね?

そうです!『祇園祭』です。7月初旬〜中旬に、全国各地で数限りないほどの「祇園祭」が執り行われます。

祇園祭の総本山は京都の八坂神社ですが、神仏習合時代のその昔の日本では「祇園社」と呼ばれていて、その祭神が「牛頭天王」でした。

そもそも祇園というのは、古典が苦手な私が大好きな平家物語の冒頭、「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」で知られるとおり、海のかたなの仏教の聖地として、古くから日本人の憧れと幻想をかきたててきた場で、この祇園精舎を守護するのが牛頭天王なんだそうです。

明治期の神仏分離令により、牛頭天王を祀る神社はスサノヲノミコトに祭神が変わり、牛頭天王と聞いても「あ〜あの神様ね!」とわかる人は今の日本には少ないかもしれませんね。

で、まだまだ続きますよ〜(笑)

で、スサノヲノミコトにまつわる神話に「蘇民将来」の逸話があります。

北方の海に住んでいた武塔神が妻候補を探して南へと旅をする途中での話です。

旅の途上で一夜の宿を借りようと、巨旦将来(こたんしょうらい)を訪ねたのですが断られ、その兄で貧しい蘇民将来を訪ねたところ質素ながらも暖かく武塔神を迎え入れてくれました。後日妻を娶り八人の王子にも恵まれた武塔神は一宿一飯の礼にと、蘇民将来を訪ね、「茅の輪を以ちて、腰の上に着けしめよ。吾は速須佐雄(ハヤスサノヲ)の神なり」と自らの正体をあかし、「後の世に疫気あらば、汝、蘇民将来の子孫と云ひて、茅の輪を以ちて腰に着けたる人はまぬかれなむ」と語ります。さらに、「弟の巨旦将来は、一族郎党疫病にして殺してやった」とも。

武塔神がスサノヲならば、牛頭天王もまたスサノヲということになり、疫病を思いのままに起こし、また疫病から守ってもくれる両面あわせもつ神ということになり、こうして、疫病除けの祭礼としてはじまった祇園祭では、蘇民将来の護符を配り、茅の輪くぐりで厄除けをする風習になったというわけなんですねぇ。

かなり長くなってしまいましたが(汗)、もっと詳しく知り方は調べてみてくださ〜い!

で、ここからが本題。

というわけで、GW直前には『PEACOCK』『AMABIE』をリリースしましたが、今回は新しい生活様式のもと心穏やかに過ごしていただければ願い、『GOZUTENNOU』をリリースします!!

過去をみても、伝染病やパンデミックは、偏見や差別を誘発しがちです。

今まさに、新型コロナウイルスによる偏見や差別が危惧されます。

疫病を流行らすも流行らさないも、人間の心の在りようを牛頭天王に監視されているような...

弊社の『GOZUTENNOU』を呑み、清濁併せ呑む心で日々を過ごしていきましょう♪


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