第2波なのか、まだ第1波の検査残りなのか、よくわかりませんが、行動力がある若者を中心にコロナ感染の拡大が止まらないですね。というより止めるなんてことは、そもそもあり得ないことなのかもしれません。


1週間前には、若き才能ある俳優さんが急逝されましたね。

熱烈なファンというわけではありませんでしたが、なんかこう自分でも驚くほどショックを受けたといいますか...

心の中にある、人に寄り添おうとする気持ちからなのでしょうか。

舞台や映画、ドラマなどテレビをとおして見てきましたが、なんとなく、消えてしまいそうな雰囲気に切なさを感じ、もろくて壊れやすそうな印象を抱いていました。あの笑顔の裏側には隠されていた生きにくさがあったのでしょうか。

以前読んだ本に、HSP(Highly Sensitive Person)のことが書かれていました。
人の「気質」を表す言葉で、「ひといちばい繊細な人」という意味なんだそうです。

研究をしていたアーロン博士によると「DOES」と名付けた4つの特徴があるといわれています。

Depth of processing】考え方が複雑で、深く考えてから行動する

・一を聞いて、十のことを想像し、考えられる

・調べ物をはじめると深く掘り下げ、その知識の広さにまわりに驚かれる

・お世辞や嘲笑をすぐに見抜いてしまう

・物事を始めるまでにあれこれ考え、時間がかかる

・その場限りの快楽よりも、生き方や哲学的なものごとに興味があり、浅い人間や話が嫌い

Overstimulation】刺激に敏感で疲れやすい

・人混みや大きな音が苦手

・友達との時間は楽しいものの、気疲れしやすく帰宅すると、どっと疲れている

・映画や音楽、本などの芸術作品に感動して泣く

・人の些細な言葉に傷つき、いつまでも忘れられない

・些細なことに過剰なほど驚いてしまう

Empathy and emotional responsiveness】人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい

・人が怒られていると自分のことのように感じ、傷ついたり、お腹が痛くなったりする

・悲しい映画や本などの登場人物に感情移入し、号泣する

・人のちょっとした仕草、目線、声音などに敏感で、機嫌や思っていることがわかる

・言葉を話せない幼児や動物の気持ちも察することができる

Sensitivity to subtleties】あらゆる感覚がするどい

・冷蔵庫の機械音や時計の音が気になってしまう

・強い光や日光のまぶしさなどが苦手

・近くにいる人の口臭やタバコの匂いで気分が悪くなる

・カフェインや添加物に敏感に反応してしまう

・肌着のタグなどチクチクする素材が我慢できないほど気になる

・第六感がはたらき、よく当たる

4つのうち1つでも当てはまらない人はHSPではないとアーロン博士は定義しています。

名前だけみると、何かの病気?と思いがちですが、病名ではないので治療法なんてものも存在しないそうです。

繊細さや敏感さは生まれ持った「気質」で、「気質」とは、その人が生まれながらに持っている感受性や気分の傾向などを指す心の特徴で、環境などに影響される性格と違って後天的に変えることはできないもの。

医学的には、もともとストレスを処理する扁桃体が活発で、不安や恐怖を感じ取りやすく、さらに、激しい感情などが起こったときに分泌される「アドレナリン」や、ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」も分泌されやすいために、さまざまなことを警戒し敏感に反応してしまうのだそうです。

発達障害や、アスペルガー症候群ともまったく違うものですが、どこか似たような特徴が現れるために、誤解もされやすいそうです。

でも、自分にも当てはまるなぁというところも多くないですか?私も当てはまる部分が多くてびっくりしましたが...。

海外の方よりも、国民性から日本人にHSPが多いそうです。

HSPの人は、人の心に寄り添えることが長けている分、人に振り回される。良心的でなにより相手を優先する傾向がある反面、相手をを思うあまり、「自分が悪いのかも」とか「自分はダメだもっとがんばらなければ」と自分を責める傾向になりやすいのではないでしょうか?

コロナ禍でとくにHSPの人たちは、心が壊れてしまう人が多くなってきているのかもしれません。

時に言葉をかけたり、食事をしたり旅行をしたりすることも必要だとは思いますが、ただその心に寄り添う、心に気遣ってあげることだけでも救いになるのかもしれませんね。

様々なシチュエーションで、心に寄り添えられるような日本酒を醸していかれればなぁと思った出来事でした。


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