語云、登山耐側路、踏雪耐危橋。
一耐字極有意味。
如傾険之人情、坎坷之世道、若不得一耐字撑持過去、幾何不堕入榛莾坑塹哉。

語(ご)に云(い)う、「山に登りては脇路(そくろ)に耐(た)え、雪を踏んでは危橋(ききょう)に耐(た)う」。
一(いつ)の耐(たい)の字(じ)、極めて意味有り。
傾険(けいけん)の人情(にんじょう)、坎坷(かんか)の世道(せどう)の如(ごと)きも、若(も)し一(いつ)の耐(たい)の字(じ)を得(え)て、撑持(とうじ)し過ぎ去らずば、幾何(いくばく)か榛莾坑塹(しんぼうこうざん)に堕入(だにゅう)せざらんや。

古(いにしえ)の言葉に「山に登る時は、険しい斜面に耐え、雪道では雪が積もっている危険な橋(当時は欄干が無く滑ると川に落ちた)に耐えて歩きなさい」と。

耐えるという事は大変大きな意味がある。
偏見に満ちた人情や不遇な境遇でも、もし「耐(える)」という一字を継続できければ、どれだけ多くの者が、藪や穴や堀に落ちないですみことか。
つまり、何は無くても「忍耐」ということ。

                                            (菜根譚より)


大切なのは、「耐える」力を身につけ、辛抱強く行きていくことということでしょうか。
辛抱強く・・・ですか。


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はじめまして、素敵なお店ですね!
会社で菜根譚を勉強してて、調べていたら、「十九」蔵元Blogを見つけました!日本酒が大好きで、またブログ拝見させていただきます。

  • 雪澤佑子
  • 2018/06/12 4:01 PM









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