すっかり秋めいて、肌寒さを感じる今日この頃ですが、明日からはどうやらまた残暑が
戻ってくるとのこと。
ただ、昼間の気温と夜の気温が12度くらいの差があるとのことですから、「一杯やっていこうか?」
なんていう「一杯」もビールから日本酒に切り替わることでしょう!!(笑)ぜひ、そうなってもらいたい・・・

世の中的には、「ひやおろし」の季節となり市場にも「ひやおろし」「秋熟」「夏越し」と書かれたラベル
の日本酒も飲食店で見かけるようになりました!!
当蔵恒例の「十九 紅葉」は、蔵のもみじが色づく頃発売になりますのでもう少し先になりますが、
それまでの間「ただいま飲み頃」のお酒を「何かある?」とお電話を下さった酒販店様にのみお分けしている商品がこちら↓


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フランスのロワール地方では【sur lie−シュール・リー-】という製法で作られている白ワインが
あります。
【sur】が上、【Lie】が澱(おり)、 「澱の上」という意味です。
通常ワインは、発酵が終わったあとは酵母菌体などからなるワインの澱を澱引き作業で速やかに
取り除きます。これは澱の持つ匂いなどがワインに移るのを防ぐためです。
しかしシュール・リーでは澱引きをすぐにせず半年から1年ほど澱とワインをタンクのなかで接触
させておきます。 
澱の上で「醸し」が続けられているのです。このようにする事で澱の主成分である酵母菌体が
自己分解してアミノ酸やペプチドがワインに溶け込み深みや幅をワインに与えます。
いわゆる【旨味】がワインにとけこんでいるちゅうことですね。

日本酒でいうとそれはまさに【おりがらみ】。

日本酒も通常は、しぼった後は澱を除くための「澱引き」という工程を行います。
この澱引きをしていない【おりがらみ】は、発酵中の酵母も入っていて、若干の炭酸ガスも生じて
います。あまりお目にかからないお酒です。  

【おりがらみ】は瓶の底に1cmくらい白い粉のように見えて、澱がふわっと舞い上がり目で見ても
楽しめます。

どちらも酵母の働きを最大限にいかしたアミノ酸の旨味を楽しむお酒。
これが、料理の旨味と抜群に合うんだなぁ〜

本数が一升瓶で生60本、火入れ80本ほどしか試験的に作らなかったので極々限定されちゃう
わけなんですぅ・・・(泣)
少ない方の生タイプは、明日には東京上野のサンワ酒店さんに並びま〜す♪
皆さん、急いでくださいね〜(笑)


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