6月頃に野外にでてくる”ミヤマクワガタ”です。
かなりの大物で70mmくらいはあるでしょうか??
鎧をまとったようなこの容姿。
オオアゴもギザギザが大きくかっこいいですね。
頭の張り出し部分が特徴的です。
誰にでも喧嘩売る気の強さで、格好はめちゃくちゃいいのに、
虚弱体質というアンバランスなクワガタです。
今日は1日、このミヤマクワガタ君が店番してくれました。


7月1日から翌年6月30日までの1年間を酒造年度(BY)といいます。
つまり、20BYもしくは平成20酒造年度とは
平成20年7月1日から平成21年6月30日までのこと。
明後日からは21BYの♪はじまりはじまり〜になるわけです。

つ・ま・り いろいろな帳面も切り替えなくてはならないのです。



蔵人Y君の事務所机の上の様子・・・
インデックスラベルを作り、間違えないよう、細心の注意を
はらいながら黙々と転記中。



お酒には河童がつきもの!?なので当蔵売店には数匹の河童くん
たちがお客様をお出迎えしてくれています。

この河童くんたちとの出会いは・・・
仲良くさせていただいております、酒造りの大先輩 高沢酒造場(株)さん
に遊びに行った時のこと。
庭にいるなんとも危機感のない河童君2匹を発見し、一目惚れ。
高沢さんにその河童くんを作っている「やきもの 郷の工房」へ連れて
行ってもらい「うちにもぜひ!」とお願いすると、「外の碁を打っている2匹なら
持っていってもいいよぉ」と言われすぐさま拉致してきちゃいました。

それ以来、河童君が出来上がると声を掛けて頂き、当蔵で増殖中。

今日も、水辺にぴったりな河童君3匹を連れ帰ってきました。




今回は陶芸教室に通っていらっしゃる生徒さんご夫婦がつくられた
羊ちゃんと悪魔くんも一緒に連れて帰ってきました。





マイケル・ジャクソンさんの急死にはびっくりしました。
50歳という年齢にもびっくりしましたが・・・

中学生の頃、「ムーンウォーク」や「スリラー」をみんなで真似してたなぁ。
「フットルース」という映画の影響もあって、たしかちょっとしたダンスブーム!?
だったような・・・

色んなゴシップはあったけど、歌って・・・踊って・・・という現在のポップを確立
したのはマイケルではないでしょうかねぇ。
Pop of the "KING"としての名誉は彼自身で成し獲たもの。

ご冥福をお祈りいたします。


某車メーカーのCM風に♪

尾澤酒造場にはいろんな種類の日本酒がたくさんあります!

たくさんたくさんあります!

たくさんたくさんあるんです!

今なら瀬戸内寂聴似の女性店員の笑顔も!

ぜひお好みの日本酒を探しにきてくださ〜い!!

尾澤酒造場のお店へ!


仕込みも終わり蔵の片付けが終わるころから
大抵の蔵元さん達は、日本酒のイベントやお得意回り
で出かけることが多いのです。

懇意にしている蔵元さんのblogを読んでいると、
営業で出かけた先での飲食店さんのお料理の品々が
UPされていて、なんとも羨ましいかぎりの営業報告です。

高齢な両親をおいて出かけることもままならないので、
「蔵人Y君」が実家に帰省する際、飲食店さん 酒販店さん
に顔を出してもらっています。
(↓その武勇伝はこちらのblogにUPされています)
 http://ameblo.jp/sakedouraku/theme-10013534300.html
http://seitaic-karada.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-763e.html


先週1週間、「蔵人Y君」は帰省していたのですが、
他蔵のblogを読んでは「いいなぁ〜美味しそう」を連発していたので
お土産を買ってきてくれました。



もちろんこの「カップラーメン一つ!?」だけではないですよ〜
他にも今が旬の「生しらす」に「生桜えび」、それに「ソーセージ」。
ちゃんと三時のおやつ用に「芋デザート」まで。

「蔵人Y君」のおかげで、家にいながらにして県外へ出かけていった
ように満喫できました。






今回新発売となった「十九 特別純米・発泡にごり酒」です。

四合瓶のみに詰めた微発泡にごり酒をぜひ楽しんで下さい。

なおこの商品は量が僅かの為
限定100本だけの発売となります!!(ご購入は十九取り扱い酒販店さまで。)


 

名前は、ボブ。
正式な犬名は MACHIN OF SINRISE DOG GARDEN JP
                   (マーチン オブ サンライズ ドッグ ガーデン ジェイピー)
埼玉県川越市生まれのGOLDEN RETRIEVERの♂男の子です。
結婚して1年後に我が家きた最初の家族!?でした。

水遊びが大好きで、よく会社の前の川へ飛び込んで泳いだり
投げたボールを取ってきたり、草むらから蛇をくわえてきて嫌がる
私たちに向かって得意気に見せにきたり、とにかくかわいい愛すべ
き犬でした。

数年前、丁度甑倒しの朝、ご飯をあげて蔵へ行き帰ってきたら
永遠の眠りについていました。

夜中の麹の手入れの時は、寝ていても必ず起きて見送ってくれて
戻ってくるまで雪が降っていてもその場所に座ったまま帰りを待って
いてくれました。

まだお酒造りをはじめたばかりだったので麹や醪の様子をよく聞いて
もらっていたっけ・・・

そうそう、造り酒屋の犬らしく、日本酒や酒粕が大好きでしたよ。


図未就之功、不如保已成之業。
悔既往之失、不如防将来之非。

未だ就(な)らざるの功を図るは、已(すで)に成るの業を保つに如かず。
既往(きおう)の失(しつ)を悔(く)ゆるは、将来の非を防ぐに如かず。

まだ結果が出ていない仕事を考えることは、現業を継続することには及ばない。
また、既に明らかになった損害を後悔するのは、未来の損失を予防することに及ばない。
つまり、事業は現業を重視し、未来のリスクを予防することが、過去の失敗に囚わり、
計画中の事業に現をぬかすより重要だということ。

                                            (菜根譚より)

過去の失敗についてくよくよ悩むよりは、今を重視し同じ失敗を繰り返さないためには
どうしたらよいのかに心を配りながら前に進むことが肝要ということですね。
「今」を生きられない人には、「未来」を見ることができず、「過去」ばかりに生きてしまう
のでしょうね・・・



語云、登山耐側路、踏雪耐危橋。
一耐字極有意味。
如傾険之人情、坎坷之世道、若不得一耐字撑持過去、幾何不堕入榛莾坑塹哉。

語(ご)に云(い)う、「山に登りては脇路(そくろ)に耐(た)え、雪を踏んでは危橋(ききょう)に耐(た)う」。
一(いつ)の耐(たい)の字(じ)、極めて意味有り。
傾険(けいけん)の人情(にんじょう)、坎坷(かんか)の世道(せどう)の如(ごと)きも、若(も)し一(いつ)の耐(たい)の字(じ)を得(え)て、撑持(とうじ)し過ぎ去らずば、幾何(いくばく)か榛莾坑塹(しんぼうこうざん)に堕入(だにゅう)せざらんや。

古(いにしえ)の言葉に「山に登る時は、険しい斜面に耐え、雪道では雪が積もっている危険な橋(当時は欄干が無く滑ると川に落ちた)に耐えて歩きなさい」と。

耐えるという事は大変大きな意味がある。
偏見に満ちた人情や不遇な境遇でも、もし「耐(える)」という一字を継続できければ、どれだけ多くの者が、藪や穴や堀に落ちないですみことか。
つまり、何は無くても「忍耐」ということ。

                                            (菜根譚より)


大切なのは、「耐える」力を身につけ、辛抱強く行きていくことということでしょうか。
辛抱強く・・・ですか。


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