以前『米トレサ』についてblogに記事upいたしましたが、これから新米の収穫を迎え
『米の放射性物質調査』が本格的に始まります。
先日、農政事務所、長野県、長野市の担当者に説明を受けたのですが、製造メーカーの
立場では「なるほど、それでいいんだ」という感じなのですが、一消費者の立場だと
「そんなんで流通させるんだ」という感じでした。

つまり、長野県の場合ですと、各市町村でその規模の大きさにより1〜2カ所の圃場において
放射線検査を行い検出されなかった場合はその市町村どこでも検出せずという結果として
流通可能ということになるそうなんです。
これは、あらかじめ収穫前の土壌調査や空間放射線量率の調査を行い、高いところを重点地域
それ以外をその他の地域に分けられます。
長野県の場合はその他の地域ということになっているそうです。

が、メディアで騒がれているホットスポットなるものを果たしてどこまで調べているのかは不明です。
たとえば、ここ信州新町でも土壌の検査は特にされているわけでもなく、空間放射線量率が低いから
まぁ大丈夫だろうというアバウトな予測のもとで「大丈夫」ということのようなんです。

それでも、以前おきた汚染米の問題のように、今後実は放射線が検出されていましたってことが
でてきた場合は取り返しがつかないわけで、そのあたりはどのようにお考えなのかを聞いたところで
返ってくる言葉は「いちお国の指針なので、補償とは別段・・・。あとは自主的に検査して頂くしか・・・」
と。
じゃあその自主的検査も1検体20,000円、その費用は自主的に検査をする方の持ち出し。
東電に請求して払ってもらえるかといえば、あくまでも国の指針に沿って補償の対象となるもの
についてのみ支払うとのことで対象外。
しかも、長野県には検査する機器類がないので県外の民間企業にということになります。

なんだか、とても理不尽な気がしてなりませんが、結局自分の身は自分で守る以外なさそうですね。
酒米だけでなく、当然仕込み水も検査しなくてはなりませんので、今年はそちらへの出費がかなり
かかることでしょう。
湧き水や地下水などは雨の影響を受けやすいですからね〜(汗)

しっかり対応していこうと思います!!



すっかり秋めいて、肌寒さを感じる今日この頃ですが、明日からはどうやらまた残暑が
戻ってくるとのこと。
ただ、昼間の気温と夜の気温が12度くらいの差があるとのことですから、「一杯やっていこうか?」
なんていう「一杯」もビールから日本酒に切り替わることでしょう!!(笑)ぜひ、そうなってもらいたい・・・

世の中的には、「ひやおろし」の季節となり市場にも「ひやおろし」「秋熟」「夏越し」と書かれたラベル
の日本酒も飲食店で見かけるようになりました!!
当蔵恒例の「十九 紅葉」は、蔵のもみじが色づく頃発売になりますのでもう少し先になりますが、
それまでの間「ただいま飲み頃」のお酒を「何かある?」とお電話を下さった酒販店様にのみお分けしている商品がこちら↓


P8230016.jpg

フランスのロワール地方では【sur lie−シュール・リー-】という製法で作られている白ワインが
あります。
【sur】が上、【Lie】が澱(おり)、 「澱の上」という意味です。
通常ワインは、発酵が終わったあとは酵母菌体などからなるワインの澱を澱引き作業で速やかに
取り除きます。これは澱の持つ匂いなどがワインに移るのを防ぐためです。
しかしシュール・リーでは澱引きをすぐにせず半年から1年ほど澱とワインをタンクのなかで接触
させておきます。 
澱の上で「醸し」が続けられているのです。このようにする事で澱の主成分である酵母菌体が
自己分解してアミノ酸やペプチドがワインに溶け込み深みや幅をワインに与えます。
いわゆる【旨味】がワインにとけこんでいるちゅうことですね。

日本酒でいうとそれはまさに【おりがらみ】。

日本酒も通常は、しぼった後は澱を除くための「澱引き」という工程を行います。
この澱引きをしていない【おりがらみ】は、発酵中の酵母も入っていて、若干の炭酸ガスも生じて
います。あまりお目にかからないお酒です。  

【おりがらみ】は瓶の底に1cmくらい白い粉のように見えて、澱がふわっと舞い上がり目で見ても
楽しめます。

どちらも酵母の働きを最大限にいかしたアミノ酸の旨味を楽しむお酒。
これが、料理の旨味と抜群に合うんだなぁ〜

本数が一升瓶で生60本、火入れ80本ほどしか試験的に作らなかったので極々限定されちゃう
わけなんですぅ・・・(泣)
少ない方の生タイプは、明日には東京上野のサンワ酒店さんに並びま〜す♪
皆さん、急いでくださいね〜(笑)


バッタバタの先週でしたが、なんとかコンビニエンスの方も徐々にまわりはじめましたので
とりあえず一安心。
それでも今日は、朝はコンビニで発注作業と、陳列の見直し、パートさんが出勤してきてコミニュケを
して、酒造場へ戻り瓶洗い、合間に主婦の仕事をこなし、コンビニへ行って作業確認。
そして酒造場へ行って今後のスケジュール確認etc...
二足のわらじならぬ三足のわらじを履くと、とにかく1日が数時間に感じてしまうほどの早さです。
ここまでになると、ようやく!?旦那でもある社長が「何か手伝おうか?」と言ってくるので、ここぞと
ばかり、P箱洗いやおつかい、ダンボール壊しなどをお願いする(笑)

涼しくなったといえども、80度くらいでビンを洗浄しているので、やはり暑い・・・・
今週は蔵人S君が長期休暇でいないので、久しぶりに蔵人Y君と二人でビン洗い。
ワンウェイ瓶と呼ばれる、720mlのキレイな色の瓶などは、茶色や緑色の一升瓶のリサイクル瓶
のように、洗えばまだ使えるのに、1回ポッキリ使用のためなのかラベルが簡単に落ちない糊を
使用している蔵が多く、困ったものだ・・・・
そういう蔵に限って地球環境のことをうたっているが、どうなんだろうか??
その蔵からすれば「お前の蔵は貧乏だから新瓶が買えないだけだろう!!」と言われるのがオチですが・・・
秋からは、大手メーカーが順次PETボトル入りの清酒を販売するとのこと。
大手メーカー主導のこの業界のことだから、そのうちガラス瓶からPETボトルになっていくのだろうなぁ〜。
リサイクルできるものはどんどんリサイクルすべきなんじゃないかな。

世の中、便利で豊かになりすぎると、どんどん人間は楽を覚えて、さらに楽をしようと生きていく。
ある程度の便利さと豊かさで十分な気がするけどなぁ。
「めんどくさい」と思えることが人間を堕落させないんじゃないだろうか・・・


ここのところ、コンビニ勤務の方がウエイトをかなり占めております。
本日から、お盆休暇中だったパートさんも出勤するようになり、発注担当変更の話や
掃除の仕方などなど、コミュニケしながら発注を教えていたら、あと5分で発注〆!!(汗)
「パン、ペストリー発注まだだよ〜!!」と言われ、速攻発注しギリギリ間に合いましたぁ〜(汗)
いやぁ、かなり冷や汗ものでしたよ・・・

コンビニにいると、酒造場から蔵人君たちが仕事の確認に事務所を訪れたり、コンビニで
酒造場の電話をうけたりと回遊魚のごとく動き回っております。
「社長は何しているの?」というメッセージを頂きますが、社長ご本人にお聞きになってください(笑)
社長がzzzいるときに仕事をはじめ、社長がzzzときに帰ってくるので、まぁ普通のご家庭の逆なんだ
と理解していただけるのではないでしょうかねぇ。
なので、すれ違い夫婦なんてもんではなく、むしろルームシェアみたいな感覚ですかねぇ(大笑)
なかなか普通では味わえない生活をおくらせていただいております・・・

こうなってくると、どこかに支障がでてきてしまうのですが、それは主婦としての仕事になるわけでして。
「何が一番欲しいですか?」なんて聞かれると、こう答えます!!

「お嫁さ〜ん♪」


messe.jpg

とっても目新しい斬新!?といいましょうかなんといいましょうか・・・日本酒イベントのDMデザイン
です(汗)
長野県の酒蔵も世代交代が進んできており、若き20代の蔵元Jr.たちが多くなってきました。

17回続いてきております、長野の酒メッセ2011が開催されます。

日時 平成23年10月13日(木)
会場 ホテルメトロポリタン長野
入場料 1500円

このDM持参ですと500円引きの1000円でご入場できます。
当蔵に山のようにございますので、ご希望の方はどうぞご自由にお持ちくださいませ。

今年は、足の怪我や体調がいまいちですので私はお休みさせていただくつもりです。
代わりに、社長と蔵人S君がお待ちしておりますのでどうぞ会いに行ってあげて下さいませ。


冬の仕込みの季節は24時間、夏のコンビニは15時間働いていますが、
働けど働けど暮らしは楽にはならず・・・・です(泣)

今日は、徹底的にコンビニ店舗のレジカウンター内と雑誌&アイスクリーム什器、
事務所&バックルームの整理整頓と清掃を酒造場の仕事の合間合間に行いました(汗)
今までかつてないほどの汚さと整理されていない様をみて、愕然としましたよ・・・・
オーナーのトップダウン指令系統がちょんとなされていないのが一番の原因になるの
ですが、女性割合が多い中、これほどまでに汚さを放置されてしまい少々残念に思います。
一昔前は、トイレの神様ならぬ、「トイレを掃除する子はキレイな子になるのよ〜」と母親に
言われながら、育つ課程で妻や母親としての最低限の躾をされておりましたが、今はどうも
そうでもないようでしてねぇ(汗)
男女平等となった現代社会ですが、子育てや家庭内のお掃除、お料理などはやはり女性が
主だって行うべきなのではないでしょうかねぇ〜。
まぁ、こういう話をすると「古くさい人間だ」とよく言われちゃいますけれどね。

20:30までかかりましたが、まぁなんとか整理整頓されてキレイになりつつあるのでは
ないでしょうかねぇ(笑)

あっちもこっちもホント大変ですよ・・・トホホホホ・・・・・


お盆期間中は今週いっぱいまでコンビニエンス勤務のパートさんはお休みに
なるので、ほぼほとんどの商品の発注を行わなければなりません(汗)
あんな小さなお店でも3000品目ほどあるんですよ〜。

で、昨日は花火大会でしたのでその後片付けやらなにやらで結局日付が変わってから
帰宅。数時間後、早朝から盆棚の片付けやらなにやらがあり、酒造場でたまった仕事や
酒粕の注文のトラブルなどの始末を終え、ようやくコンビニエンスへ行き発注をし終えた
つもりだったのですが、おにぎり・サンド・弁当のメイン商品の発注をし忘れたようでして・・・
明日の朝は、おにぎり・サンド・弁当が並んでおりません。
当店をご利用下さっているお客様、大変申し訳ございません。

毎年毎年、花火大会終了後のいずれかの日に、こうした発注忘れや給与計算忘れなど
がありましてねぇ〜
尾澤家の嫁仕事、コンビニエンス勤務&発注、酒造場での仕事、どれか私の代わりに
誰かがやっていただけると助かるのですがねぇ(泣)


いやぁ〜今年の納涼花火大会も無事終わりましたぁ〜
もう、ヘトヘトですぅ。

平日の花火大会ということで、週末開催日よりはお客様の数も少なかったのですが
ものによっては、「もうちょっと発注しておけば良かった・・・」というものもありましたが
まぁまぁ良くできましたって花丸を頂いてもいいのではないでしょうかねぇ。
年々、バイトをしなくても両親が携帯料金を払ってくれたりいろいろ買ってくれたり
する世代なようで、バイトをする学生達も少なく、酒造場の蔵人Y君と蔵人S君に
ウォークインの品だし&補充をお願いしましたが、さすが、息もぴったりで流れるような
仕事ぶりでしたよ〜

今年は子供が多く、家族連れというよりカップルが多かった気がします。
やはり月曜日から暦通り仕事という人が多かったお盆休暇だったようですね。

さてさて花火大会も終わると、いよいよ日本酒造りのための準備をしていく季節に
なりますね!!


明日は終戦の日です。

世界中に人々にも言えることですが、特に日本人であれば誰もが考えなくてはならない日
だと思います。
何のために忌まわしい戦争を乗り越え、廃墟となった町を今日のような街に作り上げてきたのか。

お盆期間中は、人が動く時ですので花火大会などを開催し商売を盛り上げようというところも
多く、ここ信州新町でも納涼花火大会が明日行われ、商売されている方々はその準備に追われて
おります。

本来花火大会も、ご先祖供養を目的に開催されていたはずが、すっかり様変わりしてしまった
感じがいたします。

今年は、特に3月11日の大震災があり本当に多くの方々が犠牲になり、これから何年かかるのか
わからない状況下で復興をしていかなくてはなりません。
あの戦争が終わり、廃墟と化した町を日本人が復興してきたように・・・

目の前の歩道を歩いている若者をみていると、日本の行く末を憂います・・・


前回でくわしたのが2週間前の7/31の夜。
そして昨日の夜、またもやあのお方が目の前に現れた・・・

コンビニでの作業を終え、自宅に帰ってきて夕飯を食べてしばらくたった時。
飼っている犬が、リビングの先にあるサンテラス!?へ向かって吠え始めたのであった。
ご飯を食べている途中ということもあったのですが、なんとなくまたもや気配を感じ・・・
あの時と同じ気配を感じ、見に行くこともせず、そのまま食べ続けておりました(汗)
犬の鳴き声に、義母が起きてきて、「帰ってきていたの?それで吠えてるの?」なんて
言うものだから、「ううん。たぶん、その網戸の向こうのベランダになにかがいて吠えているんだと
思う・・・」と。
義母もヘビ年なのにヘビが怖いので、「社長に電話したら?」と。
社長にすぐさまメールをして帰ってきてもらい、恐る恐る犬が吠える方向を懐中電灯でてらし
見てもらうと・・・・「あっ、ヘビじゃないか?ほらあそこ!!」と。
すぐさま、網戸でしたが窓を閉め、社長が大きい懐中電灯を持ってきて再度てらしてみると
もう姿はなく・・・・

これで二度目。二度あることは三度あるというので、あともう一度出くわすことになるでしょうねぇ(泣)
それにしても、なぜ、私が一人でいるときにお姿を現すのでしょうかねぇ(汗)
貧乏暇なしだというのに・・・
何か良いことがおこるのでしょうかねぇ〜


| 1/3PAGES | >>