昨日は、尾澤酒造場全従業員(←2名しかおりませんが・・・)と社長と私で、
長野県の酒造業界にとって『宝』というべき方の送別会のため、駅前の某居酒屋
さんへ出掛けました。
4人全員で出掛けることはまずない会社ですから、いかに会社にとってとても重要な方
であるか・・・(笑)

亡き馬場先生が、アルプス酵母の父ならば、この方はアルプス酵母の母。
長野県の酒造業界に大変ご尽力いただいたお方です。
尾澤酒造場にとっても公私ともに大変お世話になりまして、「十九」もこの母のお陰で
ここまでこられたと言っても過言ではございません。

蔵人Y君も蔵人S君の2名もお世話になりましたし、社長が一番お世話になったんじゃない
でしょうかねぇ。そうそう、亡き父もお世話になりましたよ。

まぁ、業界話だけでなく社会人としての在り方や、それこそ挨拶の仕方や話し方、服装などなど、
親以上に世話を焼いてくださる方でしたねぇ(笑)

ごくごく普通のサラリーマン家庭で育ち蔵元へ嫁いだ私にとっては、「?」と思うことが多い蔵元
のありとあらゆることを、分かりやすく教えてくださいましたし、愚痴を言えるお姉様でありました。
そんなお姉様ですが、定年退職を迎え、今月いっぱいで退職され、第2の職場へ就職されます。
私個人的には、素晴らしい人材ですので当然そのまま雇用を延長するのであろうと思っていたの
ですけれどねぇ。
あれほどの人材を探すことはおそらく無理でしょうねぇ。
当社に経済的余力があれば、ぜひ一緒に働いてもらいたいくらいです(泣)。

で、県内外の日本酒を酌みながら、「十九」も酌んでいただいたのです。
お姉様、一口飲まれて「!」。「え〜っつ。ごめん。今まで十九敬遠してきたんだけれど、ここまでに
なっていたんだねぇ。がんばったねぇ。嬉しい!!私」と。
いやいやお姉様、まだまだようやくスタートラインにたてたところなんで、今後の十九の行く末を
亡き馬場先生の代わりに見守ってくださいよ〜。
そして本当に、長い間お疲れさまでした!!

そんなこんなで、次回は「就職おめでとう会」を開催することでお開きとなりました(笑)。


見た目もお屋敷、そのお屋敷も広く、さぞかし大金持ちで資産家と思われている
尾澤家ですが(笑)、内情を知る人だけが知る火の車状態の尾澤家では、扇風機と
いうものが存在しません!!
先日父の一年忌法要を終え、これから新盆を迎えるにあたり、座敷用の扇風機を
購入しようと家電量販店を探していたのですが、どこへ行っても洋間が多くなった
日本住宅の影響か座敷サイズの背の低いタイプの扇風機がないんですよ・・・(汗)
で、インターネットで探してみるとあるもんですねぇ〜。

DSC_0009.jpg

エアコンがある部屋では、空気をまわすため補助的に扇風機を使うそうで、背の高い
扇風機の方が需要が多いそうです。
当家のようにエアコンもなく畳の部屋が多い一昔前の住宅では、正座するとちょうどい
い高さの座敷サイズの背の低い扇風機は必須家電なんです(笑)。
家の中を通り抜ける風と扇風機のおかげでとても気持ちよくお昼寝ができます♪
有名メーカーではありませんが、2つで4000円ほど。
お洒落で羽根のない扇風機が流行のようですが、昭和な私たちにはやっぱり羽根が
ある扇風機を選んでしまいますね(笑)


 いやぁ〜しかし毎日暑いですねぇ〜(泣)
この暑さの最中、今日は瓶洗いを蔵人Y君と二人で行いました・・・
汗まみれになりながら、途中、社長も瓶を運んでくれたり手伝ってくれたりで、なんとか
全員熱中症になることもなく終えることができました(笑)

午後は、出荷準備のためこれまた暑い作業場でラベル貼りを一人で・・・
ただラベルを貼っているだけなのですが、汗が滝のように流れ落ちます(笑)
まぁそれでも、今日はこのCDを聞きながらだったので苦にもなりませんでしたけれどね!!

DSC_0008.jpg

皆さんもテレビから流れる桑田さんの曲を耳にしていると思います。
ドコモ携帯CMで流れている曲にはまっております♪


 昨日は、父の一周忌法要でした。
事前の準備に相当時間と労力を費やしましたが(汗)、大勢の皆様にご出席頂き、人が好きだった
父も満足していただけったのではないかと思います。
私たち家族5名を入れて総勢29名。
24名のうち親戚は6名で18名は親分子分関係の子分の皆様です。
親分子分っていっても、田舎ではよく聞く関係のことで、男性が結婚する時、仲人とは別にの場合もありますし仲人も兼ねての場合もあるのですが、人生の節目に後見となって貰う親分を立てる、子分は実の子同然に孝行を尽くすという、親分子分という古い習慣のことなんです。
父の通夜の時もお葬式の時も、ご尽力頂いた尾澤家にとってはとても大切な方々なんです。

法要は自宅で行ったのですが、仏間と茶の間の襖を取り払い、足の具合が悪い方は廊下に椅子をセッティングしたので、今回は通夜やお葬式の時とは違って少しゆったりと座っていただけました。
新盆も近いので、1年忌法要に新盆法要のお経もあげていただきましたが、昨日は朝からとにかく湿度が高く、冷房をかけっぱなしだったのですが、換気が悪く、焼香のけむりで目が痛かったです(泣)今後は換気を考えないといけませんね(汗)

法要を終え、親戚一同と共にお墓へお参り。お花とお線香を手向け、合掌。
その後、バスでお斉会場の「さぎり荘」へ移動し、会食。
親戚や子分の皆さんから父の話をしながら、あっという間に時間が過ぎてお開きになりました。
自宅へ戻り、姉夫婦と実家の母と一緒に片付けをしましたが、もうすぐ新盆を迎えますので、ある程度のものはそのままにしておくことにしました。
夕飯を食べながら、なんだかあっという間に1年が過ぎようとしているんだねぇと家族でしみじみしちゃいましたねぇ。
父がいつも夏の間着用していたお気に入りの甚平も供えておきましたので、お盆には帰ってきて甚平を着て、尾澤家にかわりがないかどうかチェックすることでしょう!!(笑)


 九州では記録的な降水量だとか・・・
ここ、信州新町も2度!?犀川が氾濫し床上浸水になったことがあります。
ありますと言っても、私は体験したことがありませんけれど、蔵のあちらこちらにその爪痕が
残っております。
今日は、朝からじめ〜っとしたまさに梅雨と感じさせられる1日で、雨も降ったり止んだりの繰り返し。
そんな朝から、蔵人S君張り切って仕事をしています・・・たぶん・・・

DSC_00003.jpg

電卓片手になにやら追いかけてきましたよ。
手前には私と蔵人Y君がいます。
瓶詰め作業のためできあがりのお酒の量を聞きにきたのですが・・・

DSC_00004.jpg

何度となく電卓をたたいて、計算を始めたのですが・・・・
毎度毎度、違う数字になってしまうらしく・・・

DSC_00005.jpg

事務所へ戻り、落ち着いてから再度計算をし始めたようですねぇ。

P7120049.jpg

まっ、いろんな経験をしながら、きっと蔵人S君の未来は虹色になることでしょう!!(笑)


 昨日は、ホント久しぶりに社長と二人お出かけでした。 
長野県内の十九取扱酒販店様のお一人の宮島酒店様にお声を掛けて頂き、
市内の「ふつうの食堂きらく」さんが「ふつうの食道きらく」さんにリニューアルオープン
され、そのプレオープンにお誘い頂いたわけなんです。

夕方18:00からだったのですが、出掛けるとなるといろいろと忙しいものでして・・・(汗)
酒粕詰めを早々に切り上げ、洗濯物や布団を取り込み、会社のレジ締めをしてetc...
そんなこんなをしていると、もう出掛けないと間に合わない時間に!!(汗)
ちゃっちゃと着替えて、社長が運転する車に駆け込み、さぁ出陣。
と、横道から1台の車が!!「うわぁ〜ぶつかるぅ〜」と思わず助手席にないのにブレーキを
踏む格好をしてしまいましたが、ギリギリ回避できたようで・・・
あと15cmほどで、今頃私は車体に挟まれ大けがで入院していたことでしょう!?

社長は、自分の運転に自信がかなりあるらしく、かなりスピードを出しますし、乱暴な運転を
するので、隣に乗っていてもかなりコワイんですぅ(泣)
もうちょっと、紳士的な運転を心がけて頂きたいものです。

で、なぜか渋滞する方ばかりの道を選択し案の定渋滞にまきこまれ、結局少々遅れて到着。
宮島さんをはじめ、豊賀を醸す高沢ご夫妻に、上田の岡崎酒造場の岡崎謙一さんもいらっしゃい
ましたぁ。
「きらく」さんの店主様もお初ですし、岡崎さんともお初ということで、名刺交換をさせて頂き着席。
早速、生ビールで喉を潤し、いろんなお話で盛り上がってきましたよ〜(笑)

お料理もさることながら、全国各地の銘酒を揃えていらっしゃるので、数銘柄美味しく頂戴して
きました♪

詳細は、そのうち宮島酒店さんのblog高沢さんのblog、もしくは きらくさんのblogに写真付き
でupされることでしょう!!(笑)
そちらを期待してくださいませ〜。


 長野県上田市近郊の皆さ〜ん、そして、東京上野近郊の皆さ〜ん、お待たせ致しました!!
『19 α Sco』、本日出荷致しましたので、明日下記酒販店様に到着します♪
よろしくお願い致します。

長野県上田市真田町 宮島酒店様、東京上野 サンワ酒店様。

P7050041.jpg

大阪では、寝屋川市の奥広屋さんでお買い求め頂けます♪




『19 α Sco』が到着した一石屋酒店さんから電話がありました。

「美川憲一さんが歌う『さそり座の女』を作詞したの、うちの奥さんのお母さんなんだ〜」と。

え〜っつ!?本当?と会社中大騒ぎ(笑)
それもそのはず、蔵人S君のカラオケの十八番ですし、私も良く口ずさんでいたのでぇ。
もうびっくりしたのなんのって。

早速、ネットで検索すると、作詞された方は斉藤律子さんと判明。

斉藤律子さんはBUND HOTEL社長夫人。
「あれ?BUND HOTEL?ってもしや・・・・」て感じでさらに検索してみたら・・・
やはり、BUND HOTELといえば、サザンの 『メリケン情緒は涙のカラー』の歌詞にもでてくる
横浜の有名なホテルじゃないですかぁ〜。
これまた2度びっくり!!

いやぁ、これも何かの縁を感じませんかぁ〜(笑)。
『19 α Sco』が斉藤律子さんのお嬢さんが嫁いだ一石屋酒店様に並んでいるなんて♪

ぜひぜひ、横浜中華街一石屋酒店さんでお買い求め頂き、「さそり座の女」を聴きながら
また歌いながらこの『19 α Sco』を飲んでくださいませ♪

P7050041.jpg



昨日blogにup致しました『純米吟醸 19 α Sco(アルファ スコーピオン)』ですが、
明日の七夕に到着する酒販店様は下記のとおりです。

神奈川県横浜市 中華街 一石屋酒店さま、東京都練馬区 うえも酒店さんです。

よろしくお願い致します。


P7050041.jpg

ちなみに、こちら↓の『夏酒 十九BB』は蔵元完売でございます。

P6020013.jpg

十九取扱酒販店様へご確認くださいませ。


 梅雨も終わりが近づいてきており、蒸し暑い日が続いています。
いよいよ夏がやってきたという雰囲気ですが、星空も梅雨の雲の向こうで夏模様に変わりつつ
あります。


P7050041.jpg 

今年の初めに発売致しました『特別純米 19 Ori』と同様、星座シリーズに新たな商品が仲間入りしました。
その名も『純米吟醸 19 α Sco』。

夏の星というと、宵の南の空に赤々と輝いている星、さそり座の『アンタレス』を思い浮かべます。
夏の夜空を見上げたとき、少し不気味にも見えるこの星の輝きが、蒸し暑さの残る夏の夜の
イメージと重なります。

日本では、『アンタレス』のことをそのまま『赤星』、あるいは『酒酔い星』などと呼ばれています。
アンタレスの両側にある星を使い"へ"のような形を作り、『「かごかつぎ星』というような呼び方も
あります。
 
『オリオン座』と『さそり座』の伝説は各国にありますが、
ギリシア神話の中の一つに、自惚れたオリオンをこらしめるために神々から送られてきた毒さそりに刺されて死んだとして、今でもさそりを恐れて、 さそりが西に沈むのを待ってから、東に昇って来るのだと伝えらています。
そして日本には、『かごかつぎ星(さそりの三星)』が『酒ます星(オリオン座)』の店で酒を飲み逃げしたために、いつも追いかけられているという話が残されています(笑)。

星空を見ていると、星にも明るい星や暗い星、赤い星や白い星、青い星というように、いろいろな表情があります。
お酒にも冬のしぼりたてのお酒に、夏を越して熟成されていくお酒など、表情がつぎつぎにかわっていきます。
『19 α Sco』を酌みながらぜひ、真夏の夜空に赤く輝く『酒酔い星』を見つけて涼しく酔ってくださいね♪


| 1/2PAGES | >>