昨日はポカポカと春を感じさせる陽気でしたが、今日は真冬に逆戻り。

深夜には雪が降るらしいです(泣)。

コソッと発売中のお酒です。
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『金紋錦』という酒米で醸した純米吟醸酒です。
長野県生まれの酒造好適米の中でも、“幻の米”として注目を集めているのが「金紋錦」。
金紋錦は「たかね錦」と「山田錦」を交配させたハイブリッド米で、長野県の北部にある「木島平(きじまだいら)村」でしか栽培されていない稀少品種です。
実はこの金紋錦、昭和31年に開発されてから県内各地の酒蔵で使われていましたが、栽培が難しかったり当時の技術では精米も難しかったりと、何かと扱いにくい米だったそうです。その後、「美山錦」や「ひとごこち」など栽培しやすく質のよい品種が新たに開発されると、次第に使われなくなり、長野県で生まれた酒米でありながら、ついには栽培するのは木島平村だけ、酒米として使用するのは石川県のたった一つの酒蔵だけとなってしまったのでした。
そして時は過ぎ、今から数年前。「地元の米で個性あるいい酒を造りたい」と、木島平村の隣にある飯山市の酒蔵が金紋錦に注目しました。県内でまったく使用されなくなってから、木島平村では、金紋錦の栽培技術の改良や品質向上に石川県の酒蔵が積極的に関わり、収穫した全量を一手に買い付けていました。ですから、その酒蔵の金紋錦に対する思い入れには並みならぬものがあったことでしょう。飯山の酒蔵は金紋錦を分けてもらうよう何度も何度もお願いし、やっと平成16年、再び金紋錦を使えるようになり、平成28年度産の金紋錦から飯山以外の県内酒蔵にも供給されるようになり、信州の“幻の酒米”が復活したのです!
弊社では、数年前にたまたま手に入った金紋錦で醸したことがありましたがそのときは本当に試験醸造くらいの僅かな量でしたので大々的にはアナウンスはできませんでした。
金紋錦の特徴!?っていうのが、正直まだつかめていないのですけれどね。
今後も「金紋錦」でも醸していく予定です!
よろしくお願い致します♪


甑倒しは迎えたものの、相変わらずやること山積み状態・・・

今日は、午前中粕剥がしをして出荷準備をしてお昼食べて社長の病の検査のため病院へ。
道中、車中でも爆睡し、病院へ着いて検査待ちの間も爆睡状態(汗)
あまりの爆睡で、看護士さんに「大丈夫ですか?」と声をかけられる始末・・・(笑)。
相変わらず浮腫みは引くこともなく、病院へ行ったついでに一緒に診察を受けたい気分でしたよ。
昨年もそうだったのですが、疲労ではなく過労からくるようでして、まぁ職業病ですなぁ〜(汗)
そんな毎日ですが、醪たちに励まされ、癒されております。
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またまた、大玉が出現!
醪の様子とささやき声は、一番の癒しですね♪


昨日、ようやく甑倒しを迎えることが出来ました!

いやぁ〜、今年は長かった・・・そして毎年鬼門の2月にのっぴきならない事情勃発し・・・
毎年毎年なにかが起こる弊社ですが、本当に・・・キツカッタデス・・・
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お見苦しい写真なのですが、私の右足です(汗)。
なぜか、倍以上に浮腫んでしまっているのですよ・・・
お風呂に入ってマッサージしても、温めてもまったく元に戻る気配はなく・・・(泣)
右手も同じく浮腫んでおりまして、ブラシが握りずらいこと。
ここまで浮腫むと、痛みが出るものなんですね。初めて知りました。
疲労がたまりすぎてしまっているのでしょうかねぇ〜(汗)。
こんな私を支えてくれたのが・・・
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ジャーン!今季、購入した「スポットクーラー」です♪
低い室温10℃前後でも冷たい風が出てきてくれる優れもの。
なので、酒母室の室温も下げられましたし、蒸かしあがりを遅らせてもしっかり蒸し米を冷やしてくれましたしので、目標の仕込み温度で留めることができました。
蒸かし上がりを遅らせることができると、社員たちも少しでも休めることができますからね。
こういう設備投資ができたのも、無事甑倒しを迎えることができましたのも、十九を販売して下さっている取扱酒販店さま、そして購入して下さる飲食店さま、消費者の皆様のおかげです。本当に支えて下さりありがとうございました!!
残り3本の醪の管理をしつつ、来季に向けてしっかり片付け&掃除をしてまいります。


蔵の窓を開けて網戸にしていたのですが、やたらと廊下が滑るな〜と思っていたら、花粉が舞い込んできていました。

周りの山々はほぼ杉林なのですが、私と社長以外の社員3名全員が花粉症なのでマスクをしながらの作業が続きます(汗)。
のっぴきならない事情が続く中、さらに落ち込む結果が・・・(泣)
「H28年度ものづくり補助金」を申請していたのですが、「不採択」通知が届きました。
県内同業者では4社採択されていましたね!「海外へ」とか「新商品の開発」が採択された企業のテーマの中に入っているものが多かった印象です。
認定支援機関である銀行さんからお話を頂き、正直あまり乗り気ではなかったのですが、採択されれば儲けものと思い申請したのがいけなかったのかもしれませんねぇ(汗)。
まぁこれも、あちらの世界にいらっしゃる師匠の馬場先生が、「なにを今さら補助金を当てにしているんですか!自分の力でなんとかしなさい!」という叱咤激励なんだと(笑)。
で、造り蔵では、本日搾りちゅうです。
1回で入りきるか入りきらないかのギリギリの醪量なのですが、ちょっとずつ入っているようなので大丈夫でしょう!
今日は、これから麹の切り返しです。
夜中の手入れもないし、明日の蒸かしもないので、寝られま〜す!


今日は、肌寒い1日でした。

『Gattolibero』ですが、弊社売店に足を運んで下さるお客様がいらっしゃるのですが、蔵元完売なんです。
最寄りの十九取扱酒販店様にお電話等ご確認の上酒販店さまにてお買い求め下さいませ。
で、本日は「Le cerisier rose m' apporte」 第一陣が出陣して行きました〜。
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◆栃木県宇都宮市  菊地酒店さま
     小山市  勇屋酒店さま
     小山市  松本酒店さま
◆神奈川県横浜市  一石屋酒店さま
◆静岡県静岡市   コメヤス酒店さま
◆京都府京都市   名酒館タキモトさま(3/13日着になります)
◆大阪府吹田市   山本酒店さま
   寝屋川市   奥広屋さま
◆大分県豊後高田市 田染荘さま(3/13日着になります)
来週火曜日に順次、第二陣、第三陣が出陣していきますのでよろしくお願い致します。
◆宮城県角田市   丸正酒店さま
◆東京都台東区   三和酒店さま
    練馬区   うえも酒店さま
    渋谷区   新川屋田島酒店さま
◆松本市波田    深澤酒店さま
 上水内郡信濃町  みねむら酒店さま
◆東京都      はせがわ酒店さま
「Le cerisier rose m' apporte」も、蔵元完売ですので、弊社売店までいらして頂いてもお買い求めいただけません。
よろしくお願い致します。
 


のっぴきならない状況は変わりませんが、第5クールの仕込みをちょっとだけ遅らせてゆとりを持たせた計画にしましたので、毎日出来ることをやっていくだけになりました。

H君とH君のお義姉さんのHさんにも入社したてにもかかわらず、支えてもらっていてありがたいの一言に尽きます。
たまには、仕込み蔵の様子をお伝えしますね。
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「ガンバレ!」と言ってくれているかのように、大きな玉のような泡が顔を見せてくれます。
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こちらは、なんて表現すればいいのでしょうか?
ふわふわモコモコしています。
のっぴきならない状況でかなり精神的にも追い詰められるのですが、仕込み蔵でそれぞれの醪のこういった姿を見ていると気持ちも癒やされます。
毎日、「がんばろう」って励まされております。


今日は、酒母2本の仕込みだけでしたので、かなりゆっくりめのスタートでした。
お昼前には仕込めましたが、このくらいゆとりがある仕込みだと本当に心も体も良いものですね。
で、午後は「新酒持ち寄り研究会」があったので、分析をしてから食品工業試験場へ、ギリ間に合いました〜。
関東信越国税局のA先生をはじめ、試験場の先生方5名による官能です。
搾りたての新酒ばかり持って行きましたので、「渋い」と指摘されましたねぇ。
まぁ、今トップピークじゃこれから先ダレダレ熟熟になってしまいますからね。
『桜』の開花宣言が待ち遠しい今日この頃ですが、
一足先に弊社の『桜』の開花です!!


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十九 桜  Le cerisier rose m' apporte

「Le cerisier rose m' apporte」どういう意味?というお問い合わせも頂きます。
フランス語で「桜の花が春の訪れを教えてくれる」という意味です。
読み方は、「る すりじえ ろ〜ず まぁ ぽるとぅ」
 
微発泡しておりますので、開栓時気をつけてくださいませ。

よろしくお願い致します♪
 


昨日は、4?回目の(笑)誕生日でした〜。

H君ご家族から、美味しいケーキをプレゼントに頂き、そういえば師匠の馬場先生がご健在の時はケーキを持って現れたなぁ〜と思い出しておりました(泣)。「ハイ!お誕生日でしたね!そろそろ吟醸搾った頃だね」なんて・・・
今のこののっぴきならない事情の弊社をみて何て言うのかなぁ〜なんていろいろ今後のことも考えた誕生日でしたね。
で、意を決して・・・昨日から第5クールの洗米を始め、今日から麹つくりです。
朝の蒸かしから櫂入れ作業は一人でこなし、蒸かし上がる頃にY君、社長が来てくれました。
麹つくりも、一人で作業ができるよう多くて白米100kg分に第5クールは修正しました。
午後は、九州から十九取扱酒販店 田染荘さんが、「手伝いに来たよ!」と現れてくれて(笑)、楽しいひとときを過ごすことができました。いやぁ〜楽しみなことが増えましたよ!
明日から信州は冬に逆戻りするらしく、これもきっと馬場先生からのプレゼントかもしれませんねぇ〜。


災難ばかりが続く尾澤酒造場です(泣)

のっぴきならない状況下、H君が右小指の先をスライス(汗)
なんでも、キャベツをスライサーでスライスでいていて切ってしまったらしく・・・・
戦力外通告です。
まぁ、こういう時はジタバタしても仕方がないですし、今やれることを黙々とやるだけです。
H君のお義姉さんHさんにラベル貼り&出荷作業をお願いして、朝の櫂入れ作業等を終えて、P函を洗い、午後からは瓶洗い。
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私とY君とHさんの3人しかいませんから、どんなことになっているかはご想像にお任せいたします。


のっぴきならない事情による会社が機能していない状況にはかわりはないのですが、それでも毎日毎日できることやれることをして過ごしております。

 

先日、upした『Gattolibero』ですが、明日の出荷でいちお一部の酒販店さまを除き届くことになります。
いつもは、『19』がどこかにデザインされていますが、今回は『6』のみ。
なんで?とお問い合わせがありましたが、協会6号酵母で醸したからです!(笑)
「新政」を醸す新政酒造の蔵に付いた酵母を抽出し、日本醸造協会に寄贈し、これが「きょうかい6號(新政酵母)」と呼ばれるようになりました。この酵母は「K6号酵母」と呼ばれ、現在利用されている中で最古の酵母となっています。
8代目当主である佐藤祐輔さんも、日本酒業界で知らない人はいないほど有名な方です。
そんな、最古の酵母「K6号酵母(新政酵母)」に敬意を払って、『6』にしました。
あと、『Gattolibero』なんて読むの?というお問い合わせですが、『ガットリベロ』と読みます。
イタリアでは『野良猫』のことを『自由猫』と呼ぶそうです。
猫はいたいからそこにいるのだ、という自由意志を尊重しているのだそうです。
『十九』も自由で在り続けたい・・・そんな想いから『Gattolibero』にしました。
背筋がピン!として座っている猫もいれば、ちょっと斜めに座っている猫もいたりします!
リボンの色も6種類ありますので、お好みの猫ちゃんをお持ち帰り下さいませ。
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お買い求めは下記酒販店さまへ。弊社売店では販売しておりません。
◆宮城県角田市     丸正酒店さま
◆栃木県宇都宮市    菊地酒店さま
 栃木県小山市     勇屋酒店さま
 栃木県小山市     松本酒店さま
◆長野県上水内郡信濃町 みねむら酒店さま
 松本市波田町     深澤酒店さま (3/5日曜日入荷予定です)
 上田市真田町     宮島酒店さま
◆東京途台東区     三和酒店さま
 東京都渋谷区     新川屋田島酒店さま
 東京都練馬区     うえも商店さま
◆神奈川県横浜市    一石屋酒店さま
◆静岡県静岡市     コメヤス酒店さま
◆大阪府吹田市     山本酒店さま
 大阪府寝屋川市    奥広屋さま
◆京都府京都市     名酒館タキモトさま
◆兵庫県明石市     中友酒店さま
◆大分県豊後高田市   田染荘さま


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