数週間ほどで、毎食食べていても数kg痩せてしまう怒濤の日々がやっと落ち着き、いつもの日常に戻りつつあります。




9/21(金)Am7:00のコンビニ開店から1週間が過ぎ、慣れない当店初のフライヤー(揚げ物)に振り回された1週間でしたが(笑)、バイトちゃんもパートさんたちも私たちもやっと慣れ、お客様も新型レイアウトにも慣れつつあり、いつもの信州新町!?に。



嫁いできていろんな局面に遭ってきましたが(汗)、今回ほど大騒ぎだった局面は初めてでしたねぇ〜。



設計図と現場図面とが違っていたり、あるべきはずの電源がそこになかったり、開店後までドタバタ続きましたねぇ。


閉店から開店までの工期が決まっていたので、いつもお願いしている高木建設さんには本当にご苦労かけてしまいましたが、とても良いお店に仕上げてもらえました。いつもどおり、高木建設さんに建築をお願いして本当に良かったです!



今回は開店というおめでたいことと、とてもお世話になった叔父さまの不幸が重なり、正直複雑な心境でした。


私にお酒造りを教えてくださった師匠は二人いて、亡き馬場先生とこの叔父さまでした。


お酒を醸すことができているのも、この二人の師匠がいなかったら、今の「十九」はありません。


告別式が、開店当日と重なり、事情を話して店長と社員たちに開店準備をお願いし、社長と二人で夕方上京し、ギリギリお通夜に間に合い、叔父さまと最期のお別れをすることができました。


社長は、そのまま残り告別式に参列し、私は開店のために最終で帰ってきました。



そして、開店。


開店3日間は、オープニングセールでしたので、酒造場の社員も総出で盛り上げてくれて、さらに、本部の方も応援で来てくださり無事にオープンできた次第です。


「待ってたよ〜」「やっぱりコンビニが新町になくちゃ困るよね」と嬉しいお言葉をお客様から頂き、嬉しかったですね(泣)。



お彼岸とも重なり、店長のHさんが「お義母さんの初彼岸だよね?お団子や天ぷら用意している時間ないだろうから」と、お団子と天ぷらを作ってきてくれて...(泣)



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Hさんも、まったく休みもなく長時間勤務なのに...ありがたかったです。


お陰さまで、社長と二人でお墓参りもできました。


大勢のお客様がいらっしゃるこの改装したコンビニエンスをみて、春に亡くなった義母や7年前に亡くなった義父、そして、叔父さまや馬場先生がみたらなんていうかなぁ〜と、「見守ってくださいね!」と手を合わせました。




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いろんなところで助けてくれる人達がいっぱい私のまわりにはいてくれて、感謝感謝です!

私も、力になれる人間になれるよう日々精進せねば!




えっとぉ〜、死にそうです(笑)。


尾澤家に嫁ぎ26年、この間、普請すること3度目。

そのときそのときで、めちゃくちゃ大変で死にそうなくらいでしたが、3度目の今回のコンビニエンスの普請は、一番キツイ気がします。


近所の方々は、「お休みできて良いね〜」なんて声をかけられるのですが、バイト君達とパートさん達はお休みですが、閉店セールから来週21日の開店セールまで、まったく休みなんてものはなくて、工事関係者が早朝から夜遅くまで仕事をしているので、それに合わせて酒造場の事務所で開店準備をしつつ、業者さんが帰るまで待機しているわけで...(泣)。

パソコン作業が主なので、一気に視力が低下したような気がするほど、よく見えません。


フランチャイズ契約なので、改装工事云々は、ある程度本部側がいろいろ段取りしてくれるのかと思っていたら、それは本部物件の場合のようでして、コンビニエンス業界トップを独走している割には、官公庁かぁ?と思うほどの縦割り部署で、びっくりしましたねぇ(汗)。


当初の予定よりはかなりの増工になりつつありますが(泣)、働いてくれるパートさん達やバイト君達が働きやすいようなレイアウトに仕上がりつつあります。


個人的には、先月8/24で丸30年を迎えたコンビニエンスを辞めるつもりでした。過疎化が進むこの信州新町で24時間営業するための労働力の確保は年々難しくなってくるだろうし、酒造業とコンビニエンス業の二足のわらじは、年齢的にも無理になりつつあるので...。

でも、高齢者の一人暮らしの方々や、女性の社会進出で働くママが増えたことで、仕事を終えてから夕飯を作っていたのではママの帰りを待つ子供達の夕食が遅くなってしまい困るママがいたり、日本列島各地で起こっている災害が信州新町に起こったとしても何かしらお役に立てるのではと考えた時、この町の造り酒屋に嫁いできて、私がお酒を醸すことを決めた時応援してくださった信州新町の皆さんに尾澤家としてこの信州新町に最期の恩返しとして、あと15年だけ頑張ろうと決めた次第です。


閉店し、開店へ向けてチラシ配りをしていると、「コンビニがなくて本当に困る」とおっしゃってくださる方々が多く、それだけ愛されていたんだなぁと全員で感じました。

15年、長いようで短い年数だと思います。コンビニが在って当たり前なんてことはなく、30年前の開店当時のキャッチフレーズの「開いてて良かった〜」と思ってもらえるようなコンビニになるよう、従業員一同がんばっていこうと思います!


そんなわけで、コンビニエンスが落ち着いたら、蔵の掃除をして残った体力で醸せる分だけ30BYは醸す予定です(笑)

「十九」を愛してくださる皆様、こんな感じですが30BYも応援のほどよろしくお願い致します。


『不思議の国のアリス』にでてくる時計を持ったウサギのように、自宅、コンビニ、酒造場を忙しなく行ったり来たりしております。

なので、1日の万歩計をみると15000〜17000歩くらい歩き回っているようです(汗)
まぁ、ウサギのようにかわいくないババァですが(大笑)。
まったくblogもupできてなくてスミマセン。
『poco a poco』発売しちゃっております(汗)
はじめて目にされる方は、こちらをお読みください。
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雑な、blog記事で申し訳ございません。
お察しくださいませ〜(泣)


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